TRAILER


Introduction/Story

イントロダクション/ストーリー


富山県出身・在住で弱冠23歳の伊林侑香監督が初めてメガホンをとった長編劇映画。第33回フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作を受賞した伊吹一氏によるオリジナル脚本をもとに、2021年に全編オール富山ロケにて撮影を敢行。100名を超えるオーディション参加者の中から富山県在住の野岸紅ノ葉が主人公・中川かなた役に、池田埜々耶がかなたの妹・有田すみれ役に抜擢され、岩井堂聖子、菊池亜希子、吉沢悠ら実力派キャストが脇を固めているほか、富山出身の椿原愛も出演。新人監督×新人俳優による瑞々しい、新たな青春映画が完成した。

富山県出身・在住で弱冠23歳の伊林侑香監督が初めてメガホンをとった長編劇映画。第33回フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作を受賞した伊吹一氏によるオリジナル脚本をもとに、2021年に全編オール富山ロケにて撮影を敢行。100名を超えるオーディション参加者の中から富山県在住の野岸紅ノ葉が主人公・中川かなた役に、池田埜々耶がかなたの妹・有田すみれ役に抜擢され、岩井堂聖子、菊池亜希子、吉沢悠ら実力派キャストが脇を固めているほか、富山出身の椿原愛も出演。新人監督×新人俳優による瑞々しい、新たな青春映画が完成した。

中川かなたは14歳の中学生。 両親の離婚により、転校した学校にも馴染めず日々を過ごしている。夏休みに入り、かなたはやることもなく母・奈保のスナックを手伝う毎日。 そんなある日、母から 「夏休みの思い出作りに、おばあちゃんち行ってくれば?」と提案される。気乗りしないまま祖母・吉乃の家を訪れたかなただったが、 そこで待っていたのは離れ離れになった妹の有田すみれだった。久しぶりの再会に無邪気に喜ぶすみれとは対照的に、素直になれないかなた。

どこかすれ違う姉妹だったが、 妹の願いから今の季節には現れないはずの蛍を探しに行くことになる。田を駆け、川を渡り、森を抜けた先に現れた奇跡とは。
夏休みの終わりに、煌めく思い出と消えることのない絆を取り戻す。富山を舞台に 現代の新しい家族の在り方を今一度考えるきっかけになるハートフルな冒険譚。

Cast/Staff

キャスト/スタッフ


中川かなた

野岸紅ノ葉

のぎし・このは

2007年生まれ、富山県出身・在住。今作のオーディションにて抜擢され、映画初出演を果たす。

有田すみれ

池田埜々耶

いけだ・ののか

2010年生まれ、富山県出身・在住。2018年より⻄村まさ彦プロデュースの舞台にて演技を学ぶ。今作のオーディションにて抜擢され、映画初出演を果たす。

絹川沙都

岩井堂聖子

いわいどう・せいこ

1984年生まれ、福岡県出身。『苺の破片』(04/中原俊監督)でスクリーンデビュー。翌年、『妖怪大戦争』(05/三池崇史監督)にヒロインの川姫役として抜擢され、新人ながら堂々とした存在感を発揮し注目を浴びる。『真白の恋』(17/坂本欣弘監督)で第32回高崎映画祭 最優秀助演女優賞を受賞。その他の主な出演作に、『シムソンズ』(06/佐藤祐市監督)、『黄色い涙』(07/犬童一心監督)、『フィッシュストーリー』(09/中村義洋監督)、『生きてるものはいないのか』(12/石井岳龍監督)『サムライフ』(15/森谷雄監督)などがある。

中川奈保

菊池亜希子

きくち・あきこ

1982年8月26日生まれ、岐阜県出身。
17歳よりファッション誌でモデルとして活動を始める。映画『森崎書店の日々』(10/日向朝子監督)で初主演以降、女優としても活躍の場を広げる。自身が編集長を務める書籍「菊池亜希子ムック マッシュ」はシリーズ累計56万部を発行。イラストやエッセイにも定評があり、これまでに多数の著書を出版。主な出演作に、『わが母の記』(12/原田眞人監督)、『グッド・ストライプス』(15/岨手由貴子監督)、『海のふた』(15/豊島圭介監督)、『かそけきサンカヨウ』(21/今泉力哉監督)、NHK「恋せぬふたり」(22)など。

有⽥和樹

吉沢悠

よしざわ・ひさし

1978年8月30日生まれ、東京都出身。
TBS「青の時代」(98)で俳優デビューを果たし、『星に願いを。』(03/冨樫森監督)で映画初主演。以降、映画、テレビ、舞台など幅広く活躍。主な映画出演作に、『道 -白磁の人-』(12/高橋伴明監督)、『アイアムアヒーロー』(16/佐藤信介監督)、『ちょき』(16/金井純一監督)、『エキストランド』(17/坂下雄一郎監督)、『ライフ・オン・ザ・ ロングボード 2nd Wave』(19/喜多一郎監督)、『189』(21/加門幾生監督)など、数々の映画に出演。近年では役者の幅を広げ、人間味あふれる演技で幅広い層から支持されている。

小野寺咲

椿原愛

つばきはら・あい

1992年5月26日生まれ、富山県出身。グラビアやバラエティ、CM等で活躍。TBS「リコカツ」(21)へのレギュラー出演を果たすなど、近年は女優業にも積極的に進出。

山岸哲哉

保坂直希

ほさか・なおき

1985年生まれ、山梨県出身。20歳で役者を志し上京。T V、映画、C M、演劇とジャンルに拘らず活動を行う。近年の出演作品は、『信虎』(21/金子修介監督)、『もみの家』(20/坂本欣弘監督)、日曜劇場「ブラックペアン」(18)など。本作にはプロデューサーとしても参加。

中川吉乃

山口詩史

やまぐち・しふみ

1961年生まれ、鹿児島県出身。テレビ、映画、舞台等幅広く活動中。近年は『リップヴァンウィンクルの花嫁』(16/岩井俊二監督)、『真白の恋』(17/坂本欣弘監督)に出演。

脚本

伊吹一

いぶき・はじめ

1994年生まれ、山梨県出身。青山学院大学大学院法務研究科修了。第13回南のシナリオ大賞、第46回城戸賞/第33回ヤングシナリオ大賞佳作。 映像脚本だけでなく、オーディオドラマやラジオドラマなども多く手掛けている若手脚本家。滋賀県日野町PRオーディオドラマ「私が日野町に恋した話」、FMとやま「西村まさ彦のドラマチックな課外授業」、日向坂46個人PV「ぱるよの星」、 メルセデス・ベンツ「BELTA&OSCAR」、flumpool「君に届け」(A Spring Breath ver.)MVほか。

監督

伊林侑香

いばやし・ゆか

1999年生まれ、富山県富山市出身。富山県立富山商業高等学校卒業後、合同会社コトリに入社。富山県内にてTVCMなどの企画演出に携わる。主に、坂本欣弘監督(『真白の恋』『もみの家』)の演出助手として活動。本作で映画監督デビューを果たす。

【主題歌】

「ホタル」

中山うり

Comment

コメント


なかなか自分の奥にある言葉は大切であるほど口に出す事はできないけれど、
ただ一緒に歩くだけでその一歩がせきとめていた気持ちを流してくれる。
雨が止んだ後の晴れ間は幻の蛍の様に優しい光でした。

― 田中美里(俳優)


自分1人だけが頑張っている、と思い込んで鬱屈とした青春時代を送っていたあの頃の私に、この映画を観せてあげたい。
静かに、淡々と進む物語を観終わったあと、私の中の14歳の私が微笑んだ。
生きにくさを感じている、全ての人に届いてほしい映画です。

― 佐藤みゆき(俳優)


夏やすみ、小さな2人のシスターフッド。
大人には些細に感じることでも、ふと救われたり、独りぼっちになってしまった、あの頃が蘇る。
ワガママで純粋な詩人の言葉に、シュワッと心が泡立ちました。
富山の空気、美味しそうだ

― 灯敦生(脚本家・俳優)


我慢と不機嫌のあいだで揺らぐ達観と諦念。不平不満があるけれど、どうにもならないことは判っている。それに、誰かへ八つ当たりしていることだって判っている。何かを諦めかけているからこそ悟る、相手を推し量った“優しさ”の在り処がこの映画にある。

― 松崎健夫(映画評論家)


少女が大人になっていく
ちいさな奇跡の瞬間を
その一瞬の息づかいを
ひと夏のノスタルジーとともに
クリアに捉えている。
ひとりの人間が成長していく
リアルがここにある。
まるで、さなぎから蝶が飛び立つみたいに。
静かに、そして鮮明に。

― 東紗友美(映画ソムリエ)


脚本の伊吹さんには、富山のラジオドラマや舞台脚本でもお世話になっています。心温まる伊吹さんの世界を今作「幻の蛍」にも感じました。オール富山ということで、うちの近所のお店も映っていて何だか嬉しくなりました。上映、心よりおめでとうございます。

― 西村まさ彦(俳優)


朝日町に馴染み深い泊高校やさみさと小学校、自然豊かな笹川地区、移住交流体験施設さゝ郷ほたる交流館など、朝日町の夏の日常的な風景がとても綺麗に映し出されている作品です。
この夏、是非とも多くの皆様にご覧いただき、『夏休みに田舎の祖父母の家に帰省した』かのような穏やかで優しい気持ちになっていただけたらと思います。

― 笹原靖直(富山県朝日町長)


※順不同

Theater

劇場情報


京都|出町座8月26日(金)公開
大阪|シアターセブン8月27日(土)公開
富山|ほとり座9月3日(土)公開
愛知|名古屋シネマスコーレ 9月10日(土)公開
福岡|KBCシネマ10月11日(火)のみ上映
富山|JMAX THEATER とやま上映終了
東京|新宿K’s cinema上映終了

幻の蛍

野岸紅ノ葉 池田埜々耶
岩井堂聖子 椿原愛 保坂直希 山口詩史
菊池亜希子 吉沢悠

監督:伊林侑香
脚本:伊吹 一
音楽:モリマツコウスケ
主題歌:中山うり 「ホタル」(A.O.I/Tuff Beats)

製作:堀江泰 福田里美 坂本欣弘
プロデューサー:福田賢志 保坂直希 
撮影・照明:渡辺浩章 録音:北野愛有
衣装・ヘアメイク:河合里美
助監督:内田知樹
題字:緒形直人
配給・宣伝:イハフィルムズ 
助成:
制作プロダクション:コトリ 
製作幹事:zoo 
製作:「幻の蛍」製作委員会
(堀江車輌電装/zoo/コトリ)

2022年/日本/86分/5.1ch/ヨーロピアンビスタ/カラー/デジタル

特別協賛:BARON
協賛:富山テレビ放送/北日本新聞社 /FMとやま/特定医療法人財団五省会

クラウドファンディングでご支援いただいたサポーターの皆さま

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